28日

ビールも呑んで気持ちのいい

「わ、寝てる」

井出さんの声で目が醒める。おはようさん
鍵を開けてあねさの屁屋の米袋をさわる。

あねさの屁屋 
屁で苦労していたが舟をを動かし米を貰い豊かに暮らしたという昔話
近所のおじさんたち
ぱっぱとあっという間にあねさの屁屋つくりのための米袋やらを用意してくれたと、麻世さんはここの人達の優しさにも触れたのと言っていたんだ。      
 そういえば米を積んだ舟のはなしもあるっけ。踊りもあるらしい。
米大舟踊りは亀田伊兵衛弁財舟の話、舟って最近なにかときになる。

それはさておき 
アーチ状に積み上げられた米袋を棚田状に並べ替えてみる。
おにぎり型かまぼこがまぐちを並べてみる。
あねさの屁は米俵になって、おむすびになって棚田は水源から段々と増えていっておなかいっぱい、おなかいっぱいは幸せ
「えちごさけたあ」な風景がみたいな。
ちなみにおにぎりかまぼこの中生地は白地に黒のドット
雪景色 ゴマ塩 水玉模様
雪は白い空では黒くて黒い空では白い
雪国の男の子が、雪の風景中に立っていると
ふっと自分の体と風景がわからなくなるといっていたな。
肌を焦がしながらがまぐちの雪景色をみて思う。

麻世さんの杉玉を譲り受ける

物語は続くよ
大雨で折れた杉が杉玉になってえちこさけだま
展示した時は緑色でお酒のころ合いちゃいろ色
茶色いもじゃもじゃになったら息を戻すんだ   
するともじゃもじゃは動いて、かまぼこ倉庫の前に寝そべるんだ。

明日はちよさんがやってくる。

28日