6月1日次のまち

まんきちのじさまがビールを持って陣中見舞いに来てくれた。あたしたちは炎天下の中、肌を焦がさぬよう身を焦がさぬよう、そろりと作業をしているのだからありがたい。
「じさま、えちごさけたまからてんちゃんがでてきましたよ」
 
じさまは笑って撫でやる 
 
 
 
てん玉はおとずれたみんなが撫でてくれてほろほろと丸くなっていくんだ
そのうち「えちごさけたま」な丸いタマに還って次のところに行くんだろうな
 
 
ちよさんは米袋の紐で編み物をするわと、編み出すと、これがまたいい感じで。
イケル、ネットで調べてみるわとぶんじんに戻る
 
ちよさんがいなくなると、とたんに内装がごちゃごちゃ
倉庫内のおしゃれ血糖値がべらぼうにさがるのだ。
ナウでお洒落にならないいわ だめだこりゃ
今日はちよさんはここには戻らないからもうやめよう
たくちゃんが地震を感じたらしいがあたしは何気づかなかった。
 
深澤君の作品の土砂を一部分けてもらったのがあるのでそちらのほうへ
「次の町にいく僕へ」という言葉をつぶやく
 
かまぼこ倉庫の近くのコンクリートの隙間から生えている木があったので
そこにその土を移してみる。
聞くところによるとその木は古代人が衣服に使っていたという繊維になる木らしい
わあ、そうなんだとはしゃぐがそのうちそこら一帯は草刈するというので、あわてて
小さな木を根ごと採ろうとするけど根が隙間からなので浅くしか採れないんだ。
朽ちた柱を植木鉢にして、土を虫食いや亀裂に流し込み米袋の中に入れる
根付いてくれかるしら小さな木。元気がなかったけど小さな葉っぱは何とか。そのうちいろんな種が飛んできてここに根付いて土の中に空気の玉ができて、土に虫が入り空間ができて、土が再生していくといいな。
そしたらどこかに運んでいこう。
 
夜はまたもやY美さんにおよばれ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小沢さんが「ええー、いいな、よせてもらえんだろか」
6月1日次のまち